おいしさの秘密
手造りに拘り、地元富山湾の魚と
庄川の地下水で丁寧に練り上げています。
製造工程
1.すり身の砕き・摺り
サイレントカッターですり身を砕いた後石臼へ移します。 塩等の調味料で味を整えながら、時間を掛けてじっくり練り上げます。
2.成型
職人が手作業で型抜きをしながら成型されていきます。すり身の中に空気を入れないように練るのと、きれいな渦巻き模様に巻くのが大きなポイントです。
※鯛型かまぼこ
かけがえのない佳き日を記念する製品です。
職人が幸福の門出に幸多かれと、祈りながらつくり上げます。
3.絵付け
かまぼこの土台にケーキのように搾り出しで絵を描いていきます。線の太さや形によってたくさんの種類の口金を使い分けます。手の体温によって搾り出しの中のすり身が煮えてしまうので手早い作業が要求されます。
4.加熱
形ができたら、加熱をして製品に仕上げていきます。
蒸し器で蒸し上げます。焼きかまぼこは、バーナーで焼き色が付けられます。
5.冷却
加熱終了後、ただちに冷却し10℃以下の温度にします。
6.包装
真空包装加熱殺菌をしておりますが、新鮮なうちにお召し上がりください。
手造りへの拘り。職人が一本一本心を込めて作っています。
富山の蒲鉾と言えばまず思い起こすのは、大きな鯛の蒲鉾ではないでしょうか。一口に鯛蒲鉾といってもかまぼこ商店によって色や形や大きさが違います。また、製法なども各店によって微妙に違います。当店ではすべて手作業で製造いたしております。それは、木型や機械で成型するよりも弾力が出るからです。型にはめた製造方法より少し形が不揃いになったり、作業効率が落ちますが、すべて美味しいかまぼこ造りを優先するという当店の姿勢の表れです。
うすいたという木を薄く切った物にすり身をのせているところです。
かまぼこの土台にケーキのように搾り出しで絵を描いていきます。
富山名物・結婚式の祝儀用引き出物としての細工蒲鉾。